就業不能保障保険
サラリーマンや自営業など、就業することにより得られる所得で生活している人を対象に病気やケガで働けなくなった場合に減少した収入を保障します。
よく体が資本と言いますが健康でバリバリ働ける内は良いですが、万一事故や病気で思うように働けなくなってしまうとたちまち収入がSTOPしてしまいます。
就業不能保障保険は被保険者が事故や病気で就業不能になってしまった場合に毎月一定額の保険金が支払われ、被保険者や家族の生活を支えてくれるので近頃人気の保険です。
しかし、この保険には就業不能であっても保険金が支払われない免責期間が設けられているところに特徴があるので注意が必要です。
例えばライフネット生命では就業不能状態になってから最初の180日が免責期間になっており、実際に保険金が受け取れるのは180日を超えてからの就業不能期間についてです。
所定の就業不能状態であればトータル1億円、65歳まで毎月保険料が支給されますが所定の状態から外れた場合は保険料の支給がストップされてしまいます。
この保険に於いて所定の就業不能状態とは、被保険者が傷害または疾病により、日本国内の病院もしくは診療所への治療を目的とした入院または日本の医師の指示により在宅療養をしており、少なくとも6 か月以上、いかなる職業においても全く就業ができないと医学的見地から判断される状態を言います。
どうですか?かなり重度な障害の状態でなければ当てはまらないのではないでしょうか。就業不能保障保険はいろいろな保険会社で発売されていますが加入される場合はしっかり保険約款で保険金の支払条件と免責期間をチェックしておいた方が良さそうです。
就業不能保障保険を取り扱っている保険会社
ライフネット生命
働く人への保険・・・病気や怪我で就業不能状態になった場合に備える保険です。保険料は掛け捨てでずっと加入時の金額のままで65歳まで保障が続き、就業不能状態になると毎月保険金が受け取れます。
加入年齢が若いほど保険料が安く例え途中で転職しても満期まで保険料が変わらないので加入するなら早いうちがオススメです。
もしもの場合に支払われる保険金の月額は10〜50万円の間で5万円単位で設定できますが、月額を大きく設定するほど支払う保険料も高くなります。
アクサ生命
就業不能保障プラン・・・病気や事故により所定の就業不能状態になった時、免責期間を超えた分から保障してもらえます。特徴としては万一の場合の死亡保障も付いていて貸付制度も利用できます。
東京海上日動あんしん生命
家計保障定期保険 就業不能保障プラン・・・癌(上皮内がん・皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がんを除く)急性心筋梗塞、脳卒中、肝硬変、慢性腎不全の5疾病や病気や事故で所定の要介護状態になり働けなくなった場合に毎月一定の保険金が受け取れ、さらに保険料の払込も免除されます。
また、死亡や高度障害状態になった時も毎月保険金が受け取れます。満期まで残りわずかな期間となった場合も最低支払保証期間があるので安心です。
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